HIKARIBIJYUTUKAN


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■「ヒカリ美術館」は「火」と「光」をテーマにした美術館です。土を焼いたクレイワークや光を意識した作品を展示しています。当地は夕日の美しい景勝地でもあり、観光を兼ねてご来観下さい。




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〒629-3245

京都府京丹後市網野町浜詰677-19

TEL/FAX : 0772-74-1009

メール:

開館 AM9:00-PM6:00

休館日 毎週火・水曜日

最寄り駅: KTR木津温泉駅から徒歩20分

P有:3台


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■ 地域アートが大地を救う 2021

 昨年はコロナ禍の中、京都北部では地域の文化性を問うアート展が京丹後市、宮津市、福知山市 で行われた。
 京丹後市では「地域の魅力をアートの視点から」をコンセプトに「大京都芸術祭」が企画された。 作品はそれぞれの場所をテーマに制作され、京丹後市全体を表現の場所として展開された。  宮津市では「学校ミュージアム2020」と「ノスタルジック伊根」のタイトルで開催され、地域住民のサポートを受け、廃校になった上宮津小学校が美術館という展開で、地元の作家が教室で作品展示。場所の活用と地域文化発信の拠点となった。また伊根町では海蔵寺の本堂を会場に50 年前に撮られた漁村の暮らしの写真展が開催された。懐かしい過去の原風景と親近感の湧く作品と出会い、 地元の人には50 年の歳月が流れたのが嘘のように思えたのではないだろうか。近くには浦島神社が あり、まるで浦島太郎伝説のようである。龍宮の時間では3日であるのに旅から帰ると故郷では 300年も経っていたという話を彷彿とさせる。
 もうひとつの展覧会は「ここらあ大旅行」で、隣近所の世界を巡る、いわば地域を散歩する観光 旅行である。バルセロナに移住し、そこを拠点に海外を渡り歩き、現在は故郷の福知山に住む作家 の展覧会である。グローバルな視点で地域「福知山」の小さなエリアをターゲットにしたディープ な旅を体感してもらう企画である。
 「京丹後」「宮津」「福知山」の3 企画は場所の文化性で地域の独自性の再発見や新たな展開を試み るものである。それぞれの場所は刻々と刻まれる時間の変化が多くの人々に色々な提案をしてくれ たのではないか。今後、まだまだ気づいていない地域の魅力を掘り起こし、地域の文化を構築し、 地域間で連帯していく必要性があるだろう。その連鎖が世界中に繋がれば美しい大地に希望が持て るのではないか。今回コロナ禍で都市機能もスローダウン、1 極集中の構造に限界を感じた年でも あり、今後、地方の役割は益々大きくなるだろう。